株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:外山勝利、以下 当社)は、トランスコスモス株式会社がインボイス制度相談受付窓口で利用する「相談予約受付システム」を開発致しました。
中小企業庁様公募 令和4年度事業環境変化対応型支援事業費補助金(相談窓口設置運営事業)でトランスコスモス株式会社が補助事業者として採択され、「中小企業・小規模事業者インボイス相談受付窓口」を設置。
背景
補助事業者トランスコスモス株式会社が10月開始のインボイス制度の円滑な導入に向け、中小企業・小規模事業者からの経営相談や各種支援策の相談等への受付窓口を設置しました。
相談受付窓口は、中小企業・小規模事業者を対象に、相談内容に応じた各種窓口への案内、専門家(税理士)によるオンライン相談により、「課税事業者となった場合の税負担」や「登録要否等の相談」に関するアドバイスやお困りごとを解決することが目的となります。
相談受付窓口設置に関する事業概要は以下となります。
【事業による達成目標】
専門家等(税理士)に相談を実施した事業者が具体的な解決策を検討できることを目標
【事業の対象】
課税売上高が1,000万円以下の事業主様を対象
【事業要件】
① 免税事業者が容易に面談予約し、確実にオンライン面談を行える仕組みづくりが必要
② 免税事業者/税理士が安心して、仕組みを利用できるようきめ細かな事務局対応が必要
③ 事業開始へ2ヶ月間での早期立ち上げが必要
事業要件に対する当社の取り組み
中小企業庁様公募 事業環境変化対応型支援事業費補助金(相談窓口設置運営事業)でトランスコスモス株式会社が補助事業者として採択され、インボイス制度相談受付窓口の設置を行い、システム構築においてトランスコスモス・デジタル・テクノロジーが開発のご支援をさせていただきました。
【ポイント①】 トランスコスモスグループにおけるこれまでの実績、経験を活かした事務局スキームを活用
事務局スキームは、大きく2つの要素で構成されています。
要素①:事務局の運営や業務推進を行うBPO領域
要素②:事務局運営に必要なシステムを提供するIT領域
今回は、BPO領域をトランスコスモス株式会社が、IT領域を当社が担当しながら事業を運営しております。
【ポイント②】 Microsoft製品を活用し、WEB受付から相談会まで安定したワンプラットフォームで提供
■Microsoft Power Platform利用による本構築に対するメリット
✓セキュリティ担保
ISMAP対応のため本事業に求められるセキュリティ要求を担保が可能であった
✓拡張性
課税売上高が1,000万円以下の事業主様を対象として見込むため、データ量増加など利用期間内でスケールアップを考慮した拡張性が必要であった
【ポイント③】 運用業務経験者とプラットフォーム構築者が運用設計、プラットフォーム開発を並行して実施、開発フェーズはアジャイル開発により短期間構築
運用開始後より、事務局からの運用フィードバックをもとに、改善を実施しによる利用者の利便性の向上、運用事務局における使い勝手の向上を図り、円滑に事業運営が行えるように運用サポートを継続して実施
■日本マイクロソフト株式会社 エンドースメント
トランスコスモスグループ様が提供するインボイス制度に関する各種システムは、非常に使いやすく、中小企業・小規模事業者がインボイス制度に関する疑問や問題を迅速かつ効果的に解決できる素晴らしいサービスとなっており、そこで、弊社が提供するMicrosoft Power Platform、Microsoft Teamsを採用いただけたことを大変嬉しく思います。
引き続き、当システムの安定稼働に向けた支援を継続するとともに、トランスコスモスグループ様との協業について、更に推進させて頂き、ローコードを利用したソリューション、サービスを一緒に展開してまいります。
日本マイクロソフト株式会社 官公庁本部 業務執行役員 本部長 桑原達也 氏
■導入事例記事はこちら
【株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジーについて】
当社は「トランスコスモス株式会社」のデジタルテクノロジーに関する戦略子会社として、ソリューション活用、ソフトウェア開発、運用ならびにコンサルテーションを行っております。高い技術力と幅広いソリューションでお客様にあったご提案、またそのあとの追跡や検証までをトータルでサポートできるのが特長です。高度な技術とこれまで培ってきた知見を活かし、お客様のデジタルトランスフォーメーションパートナーを目指します。
【本リリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジー 広報担当
E-mail:pr@trans-cosmos-digtec.co.jp